NETFLIXオリジナルで気になる日本ドラマ、あなたにオススメ8選【2024年最新版】

★本記事は、サイト引っ越しのため、こちらに大幅リライトをして移動しました。


こんにちは、水曜日の青猫のドラマ紹介です 🐾🐾

ここ数年で、VOD（Video On Demand：動画配信サービス）がご家庭で普通に使われるようになってきました。結果、テレビ離れが加速してきたと言われています。具体的には、これも数年スパンの話ですが、各テレビ局が作成し放映しているドラマ視聴率が低下傾向にあるとも言われています。もっとも、テレビ離れはVODの普及だけが原因ではありませんが、それはこの記事の本題ではないので深堀りしません。

前述のような状況下、テレビ局にとって脅威となっているのがNETFLIXです。NETFLIXはその圧倒的な資金力をコンテンツ制作に集中投入。その威力はすさまじく、著名な映画賞ではNETFLIX制作作品が受賞されるようになってきました。同様のことがテレビ界でも起きています。

NETFLIXがその資金力で素晴らしいコンテンツを生み出し、それがさらにNETFLIXの評判と資金力を高め、よりよりコンテンツを作り出していく…というポジティブスパイラルが起きているのです。

さて、そのようなことから、実際、NETFLIXオリジナルの日本ドラマでも全世界に配信して人気を読んでいる作品が生み出されています。今回は、そのようなドラマを8作品ピックアップして紹介させただきます。実際に筆者 水曜日の青猫が見て「素敵だ、感動した」という作品を厳選してみました。

この記事を参考にされて、NETFLIXオリジナルの日本ドラマを楽しんでください。

各作品については、以下の項目に沿って詳しく解説していきます。

なお、複数のシーズンがある作品については、主にシーズン1の情報を中心にご紹介します。

また、前述の項目「視聴者の反応ピックアップ」では、Filmarksの評点（5点満点）とレビュー（抜粋）のいくつかを紹介させていただきます。

それでは、NETFLIXオリジナルの日本ドラマ8選をご覧ください。きっとあなたの心に響く作品が見つかるはずです。

『極悪女王』(2024年9月配信)

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基本情報

ストーリー概要

1980年代、そこには女性に対する偏見がまだまだ根強く残っていました。そんな中、女子プロレスは空前のブームを巻き起こしていました。本作では、全日本女子プロセス（以下、「全女」）を舞台に女子プロレスラーの悲哀を描いています。不遇な幼少期から一念発起、プロレスラーを目指した松本香（のちの、ダンプ松本、演者・ゆりやんレトリィバァ）。同期たちと比べてもどんくさい香。彼女は、正統派レスラーとしての成功を夢見ながらも結果を全く残せません。そして解雇寸前まで追い込まれてしまいます。そんな香に転機が訪れます。それは、悪役レスラー「ダンプ松本」への転身。日本プロレス史上で「最も有名なヒールレスラー」へと成長していく姿を描いています。

そして、ダンプ松本誕生ドラマだけでなく、併せて、ダンプ松本の全女同期生である、長与千種（唐田えりか）、ライオネス飛鳥（剛力彩芽）、クレーンゆう（えびちゃん）たちの想いが交錯して物語が展開していきます。

3つの見どころ

• リアルな女子プロレスシーン
  • 59歳現役プロレスラーの長与千種（元全女レスラーで、全女時代はライオネス飛鳥とクラッシュギャルズを組んで活躍）が率いるマーベラス（女子プロレス団体）のレスラーたちが、長い期間、プロレスど素人の女優たちを指導し、一から鍛えて、かつ全力サポートをして、迫力満点の試合シーンを再現させました。女優たちがプロレス技をスタントウーマンなしにやり遂げてしまうのです。体力的にも精神的にも過酷なトレーニングを経て、ゆりやんレトリィバァたちが全力で挑んだ試合シーンの数々は見逃せません。
• 1980年代の社会背景
  • 当時、日本はまだ女性差別や偏見が多く、それらと闘う主人公たちの姿を通じて、当時の社会問題を浮き彫りにしています。現在を生き抜く若者たちからは想像できない時代背景である1980年を生きてきた主人公の松本香を含む若き女子レスラーたち。この1980年代を丁寧に描くドラマだからこそ、当時の全女レスラーたちがどのように自身の葛藤を乗り越え、強く成長していく姿には、多くの共感と勇気を与えられるでしょう。
• ゆりやんレトリィバァほかの熱演
  • お笑い芸人や女優として知られる彼女たちの、驚異的な演技力と体当たりの演技は必見。役作りのために体重を増やしたり、プロレス技を本格的に習得したゆりやんの迫真の演技は、コメディアンというとしてのイメージを超えた、彼女の新たなる一面を引き出しています。また女優の唐田えりや剛力彩芽（2人でクラッシュギャルズを演じている）たちの迫真の演技も見逃せません。このドラマは主人公・松本香（のちのダンプ松本）ですが、長与千種（唐田えりか）、ライオネス飛鳥（剛力彩芽）、クレーンゆう（えびちゃん）たち、香の同期のドラマも描かれています。

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 4.0点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • 最初、ゆりやんすぎる。って思ったけど、話を重ねるごとにどんどんダンプ松本になっていって、本当に役者だった。
  • 闘いの場は肉体だけじゃなくて精神的にも、人間関係的にも当てはまることで、これらがリアルに行われてたかと思うとまだまだ知らない世界が沢山あるんだなと痛感しました。
  • 世界中から嫌われてまでプロレスをする意味は分からないけど挫けなかった彼女の姿勢はかっこいい。常人には耐えられないほどの罵声を浴びた彼女を想像したら恐怖が勝ってしまうけど、現実にあった話だと思ったら尊敬する

関連動画紹介

『極悪女王』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはブル中野こと青木恵子（旧姓・中野）チャンネルから。

『地面師たち』(2024年7月配信)

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基本情報

ストーリー概要

「地面師」とは、ちょっと聞き慣れない言葉ですね。これは、他人の土地の所有者になりすまして売却を持ちかけ、偽造書類を使って多額の金を騙し取るという「不動産詐欺集団」のことです。さて、ドラマは、不動産詐欺に遭った父が一家心中を図って、さらに母と妻子を失った辻本拓海（綾野剛）が主人公です。拓海は無気力な日々を送っていましたが、ひょんなきっかけから、地面師グループのハリソン山中（豊中悦司）に誘われて交渉役をすることに。やがて、とてつもなく大きな取引で力を発揮していきます。それは、都心にある100億円の土地を大手ディベロッパーに売りつけるという大仕事（つまりは詐欺）に挑むのです。しかし、拓海はかつて地面師詐欺によって苦境に陥った人間。拓海は次第に自身の良心と向き合うことに…。

3つの見どころ

• 緻密に練られた詐欺の手口
  • このドラマ「地面師たち」は実際の事件を参考にして作られています。それは、2017年に起きた被害額約55億円の「積水ハウス地面師詐欺事件」です。ドラマでは実際の事件を参考にすることで、よりリアリティのある詐欺の展開が描写されています。とくに地面師たちの緻密なプランニングと緊迫感のある交渉シーンにおいては、観る者をハラハラさせるほどの生々しさを創り出しています。それらのシーンには現実感が溢れていて、視聴者はドラマの世界に、知らぬ間に引き込まれてしまいます。
• 綾野剛の繊細な演技
  • これ以上ないというほどの苦境を舐めた主人公・拓海。その彼の複雑な心境が、演出と演技で過不足無く表現されているドラマです。それによって、父を失った悲しみや、罪悪感と葛藤する拓海を私たちは見ることになります。私たちはそれにより感情を強く揺さぶられてしまうのです。まるで、私たち自身が拓海に成り代わってしまったかのように感じさせるほどの素敵な演技が展開されます。特に、拓海が関与する犯罪行為に対して、彼が疑問を抱き始めるシーンは必見です。
• 社会派要素
  • 普段私たちには、自分が経験した狭い範囲の世界しか理解できません。つまり、私たちにとって、そこで働いたりという経験がない限り、不動産業界はそういう未知の世界。ですから、その不動産業界の闇や、それに関わる現代社会の歪みを鋭くドラマには驚くばかりです。このドラマ『地面師たち』を通じて、私たちは社会の中で怒っている不正や、金銭の欲望が人をどれほど変えてしまうのかを深く考えることになります。私たちにそのようなことを思い至らす契機となる作品です。

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 4.1点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • 話題の地面師たち見たさに、ネトフリに入りましたが、めちゃめちゃ面白かったです！犯罪はいけませんが、プロの華麗なる手口は見入ってしまい、地面師たちを応援している自分にびっくり
  • ものすごいものを見てしまった感、最初は内容についていけるか不安だったけど、全然追いつくことができて面白かった。リアルなストーリー、演技、場所すごい！！
  • 周りがオススメしてくるから見てみたけど、めっちゃ見応えのある内容！やっぱりサブスクオリジナルドラマはこういうものでないと！毎話毎話ドキドキで流し見なんてできないし、1日もかからずに見切れた！

関連動画紹介

『地面師たち』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはNETFLIXによる「地面師たちの宴」アフタートーク【前編】です。

『忍びの家』(2024年2月配信)

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基本情報

ストーリー概要

ちょっと考えられない想定ですが、現代に生きる忍者一家の物語。服部半蔵の末裔である「俵（たわら）家」は、表向きは普通の酒造業を営んでいます。しかし、「俵家」は代々忍びの技を受け継ぐ一族だったのです。「だった」というのは、6年前の「ある事件」をきっかけに、「俵家」は忍びの仕事から足を洗っていたからです。しかし、家族のほとんどは「忍びの世界への未練」を捨てきれない状態で生きています。「ほどんど」と書いたのは、家長である壮一（江口洋介）だけが「金輪際、忍びはしない」と決意していたからです。そんなある日、長男の晴（はる・賀来賢人）は、国家転覆を企てる「風魔党」の存在を知ってしまいます。そして、再び忍びとして立ち上がることを決意するのですが…。

3つの見どころ

• スタイリッシュなアクションシーン
  • 忍者アクションがとにかく見ものです。特に、賀来賢人が演じる晴（はる）の魅せるスピーディーなアクションは必見です。さらに、CGを駆使した迫力満点の忍者戦闘シーンも必見。あの大谷選手も夫婦で楽しんで見たというアクションは、素敵の一言です。
• 家族ドラマとしての側面
  • 忍者一族というととても特殊ですが、実は、家族としての絆と葛藤を描く家族ドラマでも楽しめるドラマになっています。主人公・晴（賀来賢人）が家族を守るために再び忍びの道を歩む姿は、家族愛と使命感の狭間で葛藤する姿を見事に描いています。当たり前かもしれませんが、忍者も普通の人間的側面があるわけです。そこには常に家族に対する想いと葛藤があります。
• 豪華キャストの競演
  • 賀来賢人を筆頭に、実力派俳優陣が熱演しています。それぞれのキャラクターが持つ独特のバックストーリーが、物語に深みを与えています。江口洋介演じる父親の厳しさと優しさ、吉岡里帆演じる妹の苦悩と成長も見どころのひとつです。それから、見どころ１つ目のアクションにも通じることですが、主人公・晴（賀来賢人）の母・陽子を演じる木村多江のアクションシーンが意外過ぎて、そして素敵すぎて好きです。

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 3.7点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • 忍び×カルト教団×若干の家族愛ってかんじ、8話しかなくて一気見。ネトフリ作品はキャストが毎回豪華ね〜
  • 4話？の父母は強し！みたいな闘いは痺れたし涙溢れたよ……
  • 出てる人がめっちゃ豪華！このレベルの人でちょい役、、さすがNetflixって思ったのは金銭面だけで、やっぱ脚本が外国の方だからか”日本の忍び(俗に言う暗殺者やスパイ的なの)はこうあって欲しい”っていうのが詰まりまくってた作品だった

関連動画紹介

『忍びの家』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはNETFLIXによる「舞台裏紹介動画」です。

『幽☆遊☆白書』(2023年12月配信)

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基本情報

ストーリー概要

幽☆遊☆白書は冨樫義博原作の人気漫画を原作とする実写ドラマ。不良少年の浦飯幽助（北村匠海）は、子供を助けようとして交通事故で死んでしまいます。しかし、その人助けが霊界で評価されてしまい、幽助は生き返る試験の機会をゲット！結果、なんと霊界探偵として、人間界と霊界を行き来しながら、様々な事件や戦いに巻き込まれていくことになります。原作漫画を実写化するのは難しいと思われていました。しかし、資金力抜群のNetflixならではの迫力ある映像で実写ドラマ化を実現しました。

3つの見どころ

• 原作の世界観を忠実に再現
  • 人気漫画の実写化として、ファンの期待に応える作品。アクションやキャラクターのビジュアルが原作ファンの心を掴んでいます。これを実現したのは、前述しましたが、NETFLIXの力、つまりCGフル活用のリアルさの追求です。この実写化ドラマを見た原作者・冨樫義博は「短い時間内でよくまとまっている内容。感心しました」とポジティブ評価をしています。
• 迫力のあるバトルシーン
  • CGを駆使した超人的な戦いの描写が見どころです。登場人物それぞれの特殊能力が、映像としてリアルに再現されています。筆者 水曜日の青猫は個人的には幽助（北村匠海）の敵役である戸愚兄弟（兄役・滝藤賢一、弟役・綾野剛）のCGフル活用のグロさが好きです。とくに弟のありえないほどのマッチョさと強さは格別です。
• キャラクターの魅力
  • これも原作者がポジティブ評価していることからもわかるように、原作にある個性豊かなキャラクターたちの関係性や成長が、実写においても丁寧に描かれています。それによって友情や絆をテーマにしたシーンは、すでに原作を熟知しているファンたちにも感動を呼び起こしています。

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 3.6点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • もっと長編で見たかったけど、5話でタイトな割にはうまくまとめてありました。
  • ドラマとアニメの境界が無くなってきたと感じさせるくらいバトルシーンの映像技術の進化を感じた。内容については、急ぎ足でストーリー展開していた感じは否めないが、5話しかないことを踏まえれば、なかなかの完成度だと思う。
  • キャストも良かったと思うし、CGとかもモリモリですごかった。でも…ぼたんちゃん…なんでポニテじゃなかったんだろうか……

関連動画紹介

『幽☆遊☆白書』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはNETFLIXによる「戸愚呂兄弟を作り上げたVFX挑戦の動画」です。

『サンクチュアリ -聖域-』(2023年5月配信)

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基本情報

ストーリー概要

借金で崩壊した家の息子で札付きのワル・小瀬清（一ノ瀬ワタル）。彼の弩級の悪さは地域に響き渡っていましたが、ひょんなことから力士としてスカウトされ上京することに。そして相撲部屋に入門。親方は元大関の猿将寛一（ピエール瀧）。小瀬は、喧嘩に強いその腕っぷしと度胸から相撲のセンスはあるものの、礼儀が微塵もない態度に、同僚たる周囲の力士たちは強い嫌悪感と反感を持っています。しかし、小瀬の父親（きたろう）の入院をきっかけに、小瀬は態度を改め相撲に打ち込むようになります。小瀬改め、猿桜（えんおう）は周囲の人々の助けも借りて、力士として才能を開花させていくのですが、壁が立ちはだかる…。

3つの見どころ

• リアルな相撲世界の描写
  • 大相撲ファンでも、力士たちの日常生活や稽古、本場所の様子などはほどんど知り得ないものです。それを緻密に再現。これだけでも、大相撲ファンなら必見のドラマです。相撲の文化や伝統が画面いっぱいに広がって、視聴者をその世界へと引き込みます。そして、大相撲の場所を堪能するのが数倍楽しくなることを請け合います（筆者 水曜日の青猫は大相撲ファンです）。
• 一ノ瀬ワタルの体当たりの演技
  • 冒頭に掲げたドラマ『極悪女王』でもそうですが、こういうスポーツ系のドラマでは、演者がいかにリアルに魅せるかが作品成功のための一番の要因です。この『サンクチュアリ -聖域-』が高い評価を得た一因もここにありあす。つまり、主人公役の一ノ瀬ワタルが、この力士役のために1年以上かけて「力士としての肉体改造」を行って、あの力士としてもおかしくない体躯をつくりあげての熱演。まさに、一ノ瀬ワタル体当たりの演技です。これもドラマ『極悪女王』同様に、俳優の肉体改造にあたってはプロ（元力士たち）がグループとして支援し実現しています。
• 人間ドラマとしての深み
  • 相撲を通じて描かれる人間模様や成長物語が胸を打ちます。家族や仲間との関係性が丁寧に描かれ、共感を呼びます。とくに猿桜（えんおう・一ノ瀬ワタル）の敵役である静内（しずうち、演者は元十両力士の住 洋樹）のサイストーリーも泣ける人間ドラマ展開として挿入されています。ラストまで見た人にはわかると思いますが、このドラマは、それぞれに葛藤を持ったライバル、猿桜と静内の成長物語です。

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 4.1点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • これはドキュメンタリーや。忽那汐里、普段のファンキーなイメージが作中では全く違って、すげぇぇぇ！！ってなった。一ノ瀬ワタルの役作りも半端ないし、役者の本気を感じられて良かった。
  • スポーツとか競技もので動きが素人だと一気に萎えるけど、それが無くて好き。ただ立っているだけでも本物の力士を表現する、そんな役者陣の「身体表現」が秀逸。
  • 相撲のことなーんも知らんくて、一話みてかわいがり文化怖！これ見る？おもろなる？どうしよかなーと思ったけど３話らへんからどんどんおもろなって、最後まで見て良かった。

関連動画紹介

『サンクチュアリ -聖域-』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはNETFLIXによる「撮影秘話・猿将部屋セットツアー動画」です。

『今際の国のアリス』シーズン1 (2020年12月配信)

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基本情報

ストーリー概要

ゲームばかりしている、どうしようもないニート青年・有栖良平（アリス・山﨑賢人）。彼はある日突然、「誰も居なくなった異世界の渋谷」に迷い込んでしまいます。そこで彼は、生き残るための危険なゲームに参加することを強いられてしまうのです。参加・不参加の選択権は微塵もありません。ゲームに参加すると、周りの人間が次々に駆逐されていきます。アリスはそういう闘いのなかで、様々な独特な能力を持つ参加者たちと出遭い、ともに命がけの闘いを続けます。なかでも宇佐木柚葉（ウサギ・土屋太鳳）たちと協力しながら、ゲームを次々にクリアし、元の世界に戻る方法を探すのですが…。

3つの見どころ

• スリリングなサバイバルゲーム
  • 次々と繰り出される難解で危険な命がけのゲーム展開が見る者を惹きつけます。その展開スピードと先の読めない状況が、極限状況での人間模様や、ゲームの謎が解けていく過程をスリル満点に描いています。
• 緻密な世界観構築
  • 「誰もいなくなった渋谷」という舞台設定の不気味さが世界観としては際立っています。その舞台設定と、ゲームの緊張感が融合。視覚的な美しさとともに、不気味さが同居する不可思議な世界観は、私たちを圧倒します。
• キャラクターの成長
  • 極限状態のなかでも、徐々に変化・成長していく登場人物たちの心理を丁寧に描写しています。リーダーとして成長するアリスや、彼を支える仲間たち、とくに宇佐木柚葉（ウサギ・土屋太鳳）との人間関係に注目。これはキャラクターの成長という観点からは逸脱しますが、ウサギを演じる土屋太鳳のアクションシーンは必見。映画『るろうに剣心』シリーズで土屋太鳳が高度なアクションシーンをこなせる女優であることは知れ渡っていましたが、このドラマ『今際の際のアリス』では、さらにそれがより成長している感じです。キャラクターの成長というよりも、演者の成長も垣間見られるドラマです。

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 3.9点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • 漫画は見た事なかったけど面白かった。Netflixすげぇです。
  • 漫画原作からの再現度のレベルがかなり高く、スケール感も大きい。キャラのハマり方も良く、この系統を求めている人にオススメできる作品
  • 邦ドラマとは思えないほど高クオリティな映像。さすがNetflix。話の内容も面白いし、グロさもちょうどいい。いい意味でいつも裏切ってくれる。

関連動画紹介

『今際の国のアリス』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはNETFLIXによる「シーズン２の予告動画」です。この記事ではシーズン２の内容には触れないので、興味がある方はシーズン２予告動画をご覧ください。

『深夜食堂 -Tokyo Stories-』シーズン1 (2020年12月配信)

「深夜食堂」はTBS系列ドラマとしてスタート。その後、第２部、第３部と制作・放映が続きます。

そして、第４部と第５部からはNETFLIXオリジナルシリーズとなって全世界配信されています。この記事で紹介する「深夜食堂 -Tokyo Stories-」は、「深夜食堂」第４部であり、つまり、NETFLIXオリジナルのシリーズ1です。

基本情報

ストーリー概要

東京の下町にある、「深夜0時から朝7時までだけ営業する」といった特異な、そして、小さな食堂「めしや」が舞台。マスター（小林薫）が営んでいるこの店には、様々な事情・問題を抱えた客たちが訪れます。マスターは客の要望に応じて、それぞれに合った料理を作ります。そして、時には人生相談に乗ることも。毎回、異なる客の人生模様と、そして、その人物にまつわる料理が描かれています。人気ドラマでシーズンは5回を重ね、とくに、シーズン4からはNETFLIXのもとで制作されているドラマとなっています。

3つの見どころ

• 心温まる人間ドラマ
  • 食堂に来店する様々な境遇の人々の人生の一幕を丁寧に描いています。客たちの抱える悩みや葛藤が、食事を通して少しずつ解決されていく様子は、とても感動的です。
• 食事シーンの魅力
  • 実際に調理される料理の映像美と、食べる人の表情が美しく描かれていますね。こういう食べ物系ドラマは、そこに出される料理に魅力があることが大前提。つまり、「これ食べたい！」と思わせることです。結果、食べ物の温かさが人間関係をつなぐ、心温まる瞬間を魅せるという展開につながります。
• 豪華ゲスト陣
  • まあ、なんといっても、このドラマの売りは、毎回登場する個性豊かなゲスト出演者たちです。彼らが物語を展開していきます。ゲストたちをここに掲載しますね。
    • EP1：片岡礼子、近藤公園、EP2：佐藤B作、新井浩文、EP3：伊藤麻実子、矢本悠馬
    • EP4：岡田義徳、コ・アソン、EP5：豊原功補、松本まりか、EP６：森下能幸
    • EP7：宮下順子、戌井昭人、EP8：緒川たまき、風間トオル、EP9：志賀廣太郎、平田満

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 4.1点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • こういう素朴だけど温かい日常ドラマを無性に見たくなるときもある
  • 夜12時頃開店、朝7時頃閉店。人呼んで深夜食堂。メニューは作れるものならなんでも。
    さあ、今宵はどんなお客さんがどんなメニューを頼むのか。オムニバス式人情物語。
  • 相変わらず、いろんな人生模様見られて良い。ゲストも楽しみ。
    前作より悲恋少なめで、こっちのが好き。切ないエピソードも良いんだけどね。
    そろそろ誰か、豚汁頼んでやってよ

関連動画紹介

『深夜食堂 -Tokyo Stories-』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはNETFLIXによる「シーズン２（第５部）の予告動画」です。この記事ではシーズン２の内容には触れないので、興味がある方はシーズン２予告動画をご覧くだい。

『全裸監督』シーズン1 (2019年8月配信)

基本情報

ストーリー概要

1980年代、日本のアダルトビデオ業界に革命を起こした映画監督・村西とおるの半生を描いたドラマです。彼は、英語教師から転身して、斬新なアイデアで次々とヒット作を生み出していくAV監督になります。このドラマでは、村西の姿を通じて、バブル期の日本社会や、アダルト業界の光と影を描いていきます。サイト記事としては、こっち系の情報はちょっと問題もあろうかと思いますので、このドラマの予告動画は載せません。ご自分で検索してご覧ください。

3つの見どころ

• 山田孝之の怪演
  • このドラマの最大の魅力は、なんといっても村西とおる役を演じ切った山田孝之の圧巻の演技につきます。彼の「人気俳優＆ベテラン俳優という壁を取っ払った振り切った演技」がなければ、これほどに注目されるドラマにはならなかったでしょう。「怪演」と評される所以です。山田孝之の大胆不敵な村西の演技をお楽しみください。
• 80年代の世相描写
  • このドラマでは、舞台背景となっているバブル期の日本社会を鮮やかに再現しています。同年代を生きた人たちにとっては懐かしさが、この時代を知らない若者たちにはとても興味深く、ドラマが描き出す状況を感じていることでしょう。ファッションや音楽、街の風景など、当時の雰囲気が細部にわたって描かれており、知らぬ間に視聴者を80年代にタイムスリップさせてしまいます。
• アダルト業界の舞台裏
  • ドラマや映画のコンテンツとしてはタブー視されがちな、それでもそれなりの確固たるニーズがある業界の、知られざる実態を赤裸々に描いています。そういった意味では特異な題材のドラマだと言えます。業界の光と影、そしてそこで生きる人々のドラマが強烈に、かつ丁寧に描かれています。

視聴者の反応ピックアップ

• Filmarksの評価 4.0点（5点満点）
• Filmarksレビュー抜粋（視聴者の反応）
  • 今さら見てみたらとても面白かった。実話ベースなのがすごい。村西さんの破天荒さとNetflixの力を感じた。
  • 山田孝之万歳！！！天才なんじゃないの？満島しんのすけもいけてるよ。
  • AV監督の半生がこんなに面白いとは思わなかった！黒木香さんとの出会いで村西監督がAV界の頂点に上り詰めていく姿がなんとも良い！

関連動画紹介

『全裸監督』に関連した2つの動画を紹介します。1つはNETFLIXによる予告動画。そして、もう１つはNETFLIXによる「シーズン２の予告動画」です。この記事ではシーズン２の内容には触れないので、興味がある方は御覧ください。

まとめ

NETFLIXオリジナルの日本ドラマ8選をご紹介しました。選ぶにあたっては、筆者 水曜日の青猫が実際に見て楽しんだ作品たちのなかから選んでいます。そして、選んだこれらの作品を記事として書くにあたって、改めて振り返りました。結果、これらの８作品は、従来のテレビドラマの枠にとらわれない斬新な企画や表現で、私たちを魅了する作品だと実感しています。

まとめですから、ラストに、好みのジャンル別にオススメを挙げますね。あくまでの筆者の独善視点ですが（笑）。

サスペンス好きな方には「今際の国のアリス」、人間ドラマを楽しみたいという方には「深夜食堂 -Tokyo Series-」、社会派作品に心動く方には「地面師たち」などがオススメです。また、アクション大好きさんには「忍びの家」、スポーツドラマファンには「サンクチュアリ -聖域-」が適しているのではないでしょうか。

この記事で、あなたがNETFLIXの世界と出遭い、新しい物語たちを楽しんいただけたら幸いです。