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こんにちは、水曜日の青猫のドラマ紹介です 🐾
皆さん、こんにちは。今回は、Netflixで配信中のオリジナルドラマ「さよならのつづき」についてご紹介します。このドラマは、2024年11月14日に全8話が一挙配信され、たちまち話題となっています。
現在(本記事公開日現在)、Netflixの「今日のTV番組TOP10(日本)」で堂々の第1位を獲得し、映画・ドラマ評価サイトFilmarksでも3.7という高評価を得ています。この人気の秘密は一体どこにあるのでしょうか?
「さよならのつづき」は、記憶転移という興味深いモチーフを軸に、失われた愛と新たな出会いを描いた切ないラブストーリーです。有村架純と坂口健太郎という実力派俳優の共演も、大きな注目を集めています。
それでは、このドラマの魅力に迫っていきましょう。
NETFLIXオリジナルドラマ『さよならのつづき』については、次の記事もおすすめです。
「さよならのつづき」とは…
NETFLIXオリジナルドラマで世界配信!
ドラマ『さよならのつづき』は、2024年11月14日に世界に同時配信したNETFLIXオリジナルドラマです。全8 話。早速、国内外で評判になっています。
『さよならのつづき』は14日(木)より配信がスタート。配信開始後に「今日のシリーズTop10」で1位を獲得し、ブラジル、チリ、ホンジュラス、香港、インドネシア、フィリピン、ポルトガル、ルーマニア、台湾、タイ、ベネズエラなど世界12の国と地域でも「今日のシリーズTOP10」入りを果たしている。さらに、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で9位を獲得している。
用元:Yahoo!ニュース – EMTA,Enext
耳寄り情報
最近、NETFLIXはオリジナル作品で、有名な映画各賞でも評価が高いものがどんどん出てきています。そして、フツーに番宣するようになったんですね。この『さよならのつづき』、2024年11月21日のテレビ番組で、主演の有村架純と坂口健太郎が登場。
- ニンゲン観察モニタリング★有村架純と坂口健太郎が学校で突然サプライズ!(20時から、TBS系)
11/27までなら、TVerで見ることができます!
主要キャラクター
- 菅原さえ子(演:有村架純):北海道のコーヒー会社で働く女性。
- 中町雄介(演:生田斗真):自由奔放な青年で、さえ子の恋人(だった…)。
- 成瀬和正(演:坂口健太郎):心臓に重篤な病気を持った大学職員。雄介の心臓を移植される。
- 成瀬ミキ(演:中村ゆり):和正の病気を理解した上で結婚、実家のリンゴ園を手伝う。
ストーリー概要
物語は、菅原さえ子(有村架純)が恋人の中町雄介(生田斗真)からプロポーズを受けた日に始まります。しかし、その喜びもつかの間、雄介は交通事故で命を落としてしまいます。
一方、雄介の心臓を移植された成瀬和正(坂口健太郎)は、妻のミキ(中村ゆり)とともに平穏な日々を送っていました。しかし、和正は時折、自分のものではない記憶がフラッシュバックする違和感に悩まされていました。
そんな中、さえ子と和正は偶然、通勤電車で出会います。二人は次第に惹かれ合っていきますが、その背後には記憶転移という不思議な現象が潜んでいたのです。
さえ子は仕事に没頭しようとしますが、失った雄介の愛の大きさを日々実感していきます。一方、和正は自分の中に芽生えた見知らぬ感情に戸惑いを覚えます。
この予期せぬ出会いと不思議な感情の交錯が、二人の運命をどのように変えていくのでしょうか。「さよならのつづき」は、失われた愛と新たな出会いの狭間で揺れ動く心を繊細に描き出しています。
これ以上書くとネタバレになりそうなので、概要はここでおしまい。ただし、8話のタイトルとNETFLIX公式の予告編動画だけは載せますね。
- 第1話 プロポーズのつづき
- 第2話 いのちのつづき
- 第3話 記憶のつづき
- 第4話 誕生日のつづき
- 第5話 嵐のつづき
- 第6話 運命と偶然のつづき
- 第7話 人生のつづき
- 第8話 さよならのつづき
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記憶転移というモチーフ
記憶転移とは
記憶転移とは、臓器移植に伴って提供者(ドナー)の記憶の一部が受給者(レシピエント)に移るとされる現象です。この現象は科学的には未解明ですが、テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられたり、小説の題材になったりと、一般の人々の間でも知られるようになっています。
しかし、自身の内面に変化を感じていないレシピエントも多く存在し、この現象に対する反論も数多くあります。つまり、記憶転移は科学的に証明されたものではなく、あくまでも「現象」として扱われているのです。
ドラマでの描かれ方
「さよならのつづき」では、この記憶転移という現象が物語の重要な軸となっています。主人公の成瀬和正は、ドナーである中町雄介の心臓を移植されたことで、雄介の記憶の一部を受け継いでしまいます。
和正は、自分のものではない記憶や感情に戸惑いながらも、次第にそれらを受け入れていきます。そして、雄介の恋人だったさえ子との出会いを通じて、自分の中に芽生えた新たな感情と向き合っていくのです。
このドラマは、記憶転移という科学的には証明されていない現象を巧みに物語に取り入れることで、「もし愛する人の記憶が他の誰かに受け継がれたら」という、誰もが一度は考えたことのあるような想像を現実のものとして描き出しています。
記憶転移を通じて描かれる愛の形は、視聴者の心に深く響くものがあります。失われた愛、新たな出会い、そして記憶を通じて繋がる魂。これらの要素が絡み合い、観る者の感情を揺さぶる物語が展開されていくのです。
豪華キャスト陣の魅力
有村架純と坂口健太郎の演技
「さよならのつづき」の魅力の一つは、W主演である有村架純と坂口健太郎の演技力です。
有村架純は、愛する人を突然失った悲しみと、新たな出会いに戸惑いながらも心を開いていく複雑な心境を、繊細な表情と演技で表現しています。彼女の演じる菅原さえ子は、強さと脆さを併せ持つ現代女性の姿を見事に体現しており、多くの視聴者の共感を呼んでいます。
一方、坂口健太郎は、自分の中に芽生えた見知らぬ感情に戸惑い、葛藤する成瀬和正を説得力たっぷりに演じています。特に、記憶転移によって生じる混乱や、妻への愛と新たな感情の間で揺れ動く姿は、観る者の心を掴んで離しません。
二人の化学反応は素晴らしく、画面越しに伝わってくる緊張感と温かさが、このドラマの大きな魅力となっています。
その他の出演者の紹介
主演の二人に加えて、脇を固める俳優陣も実力派揃いです。
生田斗真は、さえ子の恋人である中町雄介を演じています。短い出演ながらも、さえ子への深い愛情を印象的に表現し、物語全体に大きな影響を与える存在感を示しています。
中村ゆりは、成瀬和正の妻・ミキ役を演じています。夫の変化に戸惑いながらも、強さと優しさを持って接する姿は、視聴者の心を打ちます。
その他にも、三浦友和、宮崎美子、イッセー尾形といった実力派俳優たちが脇を固め、物語に厚みを持たせています。彼らの演技が、主人公たちの心の機微をより鮮明に浮かび上がらせているのです。
見どころポイント
美しい撮影ロケーション(北海道・ハワイ)
「さよならのつづき」の魅力の一つは、美しい撮影ロケーションです。物語の舞台となる北海道の雄大な自然や、ハワイの美しい海岸線が、ドラマの世界観をより豊かなものにしています。
北海道のロケーションでは、広大な大地や美しい森林、澄んだ湖など、四季折々の風景が映し出されます。さえ子が働くコーヒー会社の周辺や、成瀬家のリンゴ園など、北海道ならではの風景が物語に深みを与えています。
一方、ハワイのシーンでは、エメラルドグリーンの海や白い砂浜、色鮮やかな花々など、楽園のような景色が広がります。これらの美しい風景は、登場人物たちの心の動きを視覚的に表現する役割も果たしています。
ロケーションの美しさは、単に目を楽しませるだけでなく、物語の展開や登場人物の心情を表現する重要な要素となっているのです。
心揺さぶる音楽(米津玄師の主題歌)
ドラマの魅力をさらに引き立てているのが、心揺さぶる音楽です。特に注目すべきは、米津玄師が手掛けた主題歌「Azalea」です。
米津玄師の独特の歌声と、深い意味を持つ歌詞が、ドラマの世界観を見事に表現しています。「Azalea」(アザレア)という曲名は、ツツジ科の花の名前で、その花言葉には「愛の喜び」「初恋の喜び」「憂いを忘れる」などの意味があり、ドラマのテーマと深く結びついているようです。
米津玄師は、この楽曲について次のようにコメントしています。
「さよならのつづきは『死んでしまった恋人の心臓を受け継いだ他人に出会う』というあまり馴染みのない状況から始まる物語ですが、そんなことがおよそ起こり得ない現実を生きている我々にとっても、決して人ごとではない大事な何かがそこにあるような気がしています。どこからどこまでがあなたなのか、距離を詰めてもいいのかどうかと迷うさえ子に想い馳せながらこの曲を作りました。」
この曲は、さえ子と和正の複雑な感情や、記憶転移によってもたらされる不思議な縁を、音楽で表現しています。ドラマの重要なシーンで流れる「Azalea」は、視聴者の感情を揺さぶり、物語への没入感を高めています。
また、BGMも物語の展開に合わせて巧みに使用されており、登場人物の心情や場面の雰囲気を効果的に演出しています。音楽が物語と一体となることで、視聴者の感情がより深く揺さぶられるのです。
視聴者の感想・評価
SNSでの反響
「さよならのつづき」は、配信開始以来、SNSで大きな話題を呼んでいます。Twitter(X)では、ハッシュタグ「#さよならのつづき」を使った投稿が多数見られ、視聴者の生の声を知ることができます。
多くの視聴者が、ドラマの内容に深く感動したことを綴っています。例えば、「涙が止まらなかった」「愛の形について考えさせられた」「記憶転移という設定が斬新で面白い」といったコメントが目立ちます。
また、有村架純と坂口健太郎の演技力を絶賛する声も多く、「二人の演技に引き込まれた」「表情や仕草の一つ一つに感情がこもっていて素晴らしい」といった感想が寄せられています。
さらに、美しい撮影ロケーションや心揺さぶる音楽についても、多くの称賛の声が上がっています。「北海道とハワイの景色が綺麗すぎる」「米津玄師の主題歌が素晴らしい」といったコメントが散見されます。
Filmarksでの高評価
映画・ドラマ評価サイトFilmarksでも、「さよならのつづき」は高い評価を得ています。現在の評価は3.7点(5点満点)と、非常に高いスコアを記録しています。
Filmarksに投稿されたレビューを見ると、多くの視聴者が物語の深さや俳優の演技力を高く評価していることがわかります。「記憶転移というテーマを通じて、愛や人生について深く考えさせられた」「有村架純と坂口健太郎の演技が素晴らしく、感情移入できた」といったコメントが多く見られます。
また、「8話という長さがちょうど良く、テンポよく物語が展開していた」「最後まで目が離せない展開だった」といった、ストーリー構成を評価する声も多数あります。
さらに、「北海道とハワイのロケーションが美しく、見ているだけで癒された」「米津玄師の主題歌が印象的で、ドラマの世界観にぴったりだった」など、視覚的・聴覚的な要素についても高い評価が寄せられています。
これらの評価から、「さよならのつづき」が単なるラブストーリーではなく、深い思索を促す作品として多くの視聴者の心に響いていることがうかがえます。
「さよならのつづき」のよくあるQ&A
視聴者の皆さまから多く寄せられる質問について、7つピックアップしてお答えします。
Q1: 「さよならのつづき」は実話がベースになっているのですか?
A1: いいえ、「さよならのつづき」は完全なフィクションです。ただし、記憶転移という現象は実際に報告例があり、それをモチーフにしています。
Q2: 全8話とのことですが、1話の長さはどれくらいですか?
A2: 1話あたりの長さは約50分です。全8話で合計約400分(6時間40分)の作品となっています。
Q3: 有村架純と坂口健太郎は以前にも共演したことがありますか?
A3: はい、2人は過去3回共演しています。本作が共演4回目。
- 2016年放送のドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ)
- 2017年公開の映画『ナラタージュ』
- 2019年放送のWOWOWドラマ『連続ドラマW そして、生きる』
①と②は、有森架純はいずれも主演ですが、坂口健太郎は主演ではありません。そして、③で初めて、有森架純と坂口健太郎はW主演となりました。今回の『さよならのつづき』も二人のW主演作品です。
Q4: 米津玄師の主題歌「Azalea」はどこで聴けますか?
A4: 「Azalea」は2024年11月18日に配信リリースされ、各種音楽配信サービスで聴くことができます。また、Netflixで配信中のドラマ「さよならのつづき」の中でも重要なシーンで使用されているので、ドラマを視聴しながら楽しむこともできます。さらに、「Azalea」のミュージック・ビデオも公開されているので、そちらでも楽曲を楽しむことができます。ここにYouTube動画を載せますね。
Q5: 北海道とハワイのロケ地は実際にどこで撮影されたのですか?
A5: 北海道のシーンは主に富良野市や美瑛町で撮影されました。ハワイのシーンはオアフ島で撮影されています。具体的な場所は公開されていませんが、ワイキキビーチやノースショアなどの有名なスポットが登場します。
Q6: 記憶転移は科学的に証明されている現象なのですか?
A6: 記憶転移は科学的には証明されていない現象です。一部の臓器移植患者が経験したと報告する例はありますが、医学的に説明できる根拠は現在のところありません。このドラマではフィクションとして扱われています。
Q7: このドラマの続編や映画化の予定はありますか?
A7: 現時点では続編や映画化の予定は発表されていません。ただし、ドラマの人気次第では可能性もあるかもしれません。公式発表をお待ちください。
まとめ
「さよならのつづき」は、記憶転移という斬新なモチーフを軸に、失われた愛と新たな出会いを描いた心揺さぶるラブストーリーです。有村架純と坂口健太郎の繊細な演技、美しいロケーション、心に響く音楽など、様々な要素が絶妙なバランスで融合し、見る者の心を掴んで離さない作品に仕上がっています。
このドラマの魅力は、単に恋愛模様を描くだけでなく、「愛とは何か」「記憶と感情の関係性」「運命と偶然の狭間」といった深いテーマを投げかけている点にあります。視聴者は、登場人物たちの葛藤や成長を通じて、自分自身の人生や愛について考えさせられるでしょう。
また、北海道とハワイという対照的な二つの舞台が、物語に奥行きを与えています。雄大な自然の中で繰り広げられる人間ドラマは、私たちに新鮮な感動を与えてくれます。
さらに、米津玄師が手掛けた主題歌「Spinning Globe」は、ドラマの世界観を見事に表現し、物語への没入感を高めています。音楽と映像が一体となって織りなす世界は、まさに芸術作品と呼ぶにふさわしいものです。
「さよならのつづき」は、NetflixのTOP10に入るほどの人気を博し、Filmarksでも高評価を得ています。これは、このドラマが多くの視聴者の心に深く響いていることの証左といえるでしょう。
もし皆さんがまだこのドラマをご覧になっていないのであれば、ぜひ一度ご覧になることをおすすめします。きっと、新しい感動と、人生や愛についての深い洞察を得ることができるはずです。全8話、約6時間40分の旅は、きっと皆さんの心に忘れられない印象を残すことでしょう。
「さよならのつづき」は、単なるエンターテインメントを超えた、心に残る珠玉の作品です。この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひNetflixでご覧ください。きっと、あなたの人生を少し豊かにしてくれるはずです。
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